キノの旅Ⅱ The Beautiful World:読書メモ
何が正しいのか?誰が正しいのか?
何か正しいのか?誰か正しいのか?
―What is "Right"?―
口絵「狙撃兵の話」―Fatalism―
森に潜む狙撃兵を、一部の人からは殺すように依頼され、別の人からは手を出さないように頼まれていた
これからは師匠が決めた数字の内の一人しか殺さないようにすると約束した狙撃兵
死ぬ人は少なくなるが絶対になくなることはない
師匠は狙撃兵を見逃して、前払い金を持って逃げてしまった
なぜ師匠がそんなことをしたのかわからないが、単に弾と火薬がもったいなかったから、という理由も考えられるmaichan.icon
プロローグ「砂漠の真ん中で・b」―Biginner's Luck・b―
第一話「人を喰った話」―I Want to Live―
雪で立ち往生した人さらいの男たちによって、キノの旅が終わってしまいそうになる話
雪で立ち往生した男たちを助けるために、ウサギを狩ってふるまうキノ
キノは男たちを助けられたらもらう約束をしていた指輪を、結構気に入っていた模様
だから助けようとしたのかもしれないな、でも指輪を持ってトンズラはしないのがキノmaichan.icon
体力を取り戻した男たちは、キノを「商品」として連れ去ろうとした
パースエイダー仕込みのナイフで難局を切り抜けたキノ
トラックの荷台には男たちに可食部を食べられた少女の「食べ残し」があった
正しくないよ。でも、死にたくはなかったんだよ
正しいことってなんだろう。生きるためであれ人が人を殺さないのが正しいこと?では人がウサギを殺すのは何だろうmaichan.icon
少女が商品である前に一人の少女であったのと同じく、ウサギは獲物である前に一頭のウサギだった
誰かのものではなかった
自分たちはオオカミだから、生きるためにしかたなくキノを襲うと言う男
自分は人間だから、悪く思うなとウサギに言うキノ
男たちにとっての少女やキノと、キノにとってのウサギ、どこに違いがあるのだろうかmaichan.icon
第二話「過保護」―Do You Need It?―
第三話「魔法使いの国」―Potentials of Magic―
第四話「自由報道の国」―Believers―
第五話「絵の話」―Happiness―
第六話「帰郷」―"She" is Waiting For You.―
第七話「本の国」―Nothing Is Written!―
第八話「優しい国」―Tomorrow Never Comes.―
エピローグ「砂漠の真ん中で・a」―Beginner's Luck・a―
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